今回から、iːoの特徴を数回に分けて紹介していきます。まずは、3つのフルカラーシリアルLED(NeoPixelと言われる)です。このLEDは、一つ一つにマイコンチップが内蔵されていて、通信を通して色や明るさを制御できるというすぐれたLEDです。iːoには3個搭載されていて、たとえば信号機を作成したり、ライトとして使えたりできます。
MakeCodeエディターでは、拡張機能から「NeoPixel」のブロックを読み込むことで制御可能です。
もちろん、iːoのLEDも、この拡張ブロックで制御(端子はP9を使用)できるわけですが、結構このブロックは難解で、すぐには使えません。そこで、iːo専用の拡張ブロックを用意しています。
たとえば、青・黄・赤のブロックを使用して、信号機を作ることが可能です。
これだけで、プログラミング入門として順次処理や時間制御、反復処理などの基本を学ぶことができます。色が自由に変えられるので、気温が上がったら赤く光らせ、安全な気温だと青色に光らせるなど、いろいろな色の使い方も可能です。
次に、明るさや点灯する個数を制御することができるブロックがあるので、センサーライトを作った際も、周囲の明るさに合わせてLEDの明るさを変えたり、点灯LEDの数を制御したりできます。
他にも、点灯する位置を決めるブロックがあるので、順番にLEDが光るプログラムを組んでみました。
iːoに搭載されている3つのLEDですが、これだけでいろいろな使い方が可能です。工作でランタンの外を作り、その中にiːoを入れると面白そうですね。次回は、人感センサーについて紹介予定です。
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micro:bitの機能をさらに拡張する製品です。特長① 単4電池3本を入れて、どこにでも持ち歩けます。また、iPadを使ったBluetooth通信での書き込みにも対応しています。②プログラムができるフルカラーLEDが3つあるので、これだけで様々なプログラムが可能です。③人感センサーが内蔵されているので、「人が来たら○...