昨年度から出版している「情報の技術実習ノート」の2023版をご紹介します。
下記リンク先から、一部ご覧になれます。
https://eureka.niigata.jp/pdf/samplejyouhou2023.pdf
中学校の技術・情報分野は新しく必修化された分野で、現場の教員にとっても資料や機材が不足しており、指導上も難しいところがあります。実は、開発のスタートが、ある中学校の校長先生から「現場の先生方が教えやすいく、子どもたちに役立つテキストを開発して欲しい」というところから始まっています。そこで、本テキストは、次のような特徴を持って開発しています。
・教科書の内容に沿った学習内容になっており、シングルボードコンピューターを使ったプログラミングや電子工作、AIなどを取り上げて、楽しく実習できる内容になっている。
・「情報の技術」分野を中心に、「材料加工・エネルギー変換・植物栽培」の4分野を扱っている。
・授業の導入に利用できるビデオをQRコードやリンクの形で用意しているので、学習に入る場面で役立つ。
・プログラミング環境を、QRコードやリンクの形で用意しているので、そのまま学習に入れる。
・実習中心で学習できるように、機材としては「micro:bit 」とその周辺機の「micro:Maqueen(DFROBOT 社)、「Cutebot(ELECFREADS 社)、 Plotcar
( ユーレカ工房)」を取り上げている。また、専用の拡張ブロックも用意しています。
・書籍版とデジタル版の両方がある。
・機材の貸出サービスがある。
・教師向けの赤刷りテキストもあります。
以上のような特長のある「情報の技術実習ノート」です。
現在「新潟市の中学校 9校、新発田市の中学校 1校」から採用していただき、授業に活用していただいています。
経費ですが、現在生徒一人当たり1冊330円(書籍版・デジタル版280円)になっています。また、デジタル版の学校ライセンスも考えたいと思います。
まだまだ宣伝不足もあり、採用校が少ないのですが、ぜひ全国の中学校で採用いただき、より充実した技術の授業に役に立てられたらと思っております。
いかがでしょうか。ご興味のある方は、こちらからお問い合わせください。
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